『俺屍2』最新ロムをレビュー。世代交代RPGならではの魅力の他、新施設やロード時間短縮といった体験版からの追加・変更点をチェック
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『俺屍2』は、1999年にPSで発売され、2011年にPSPでリメイクされた名作RPG『俺の屍を越えてゆけ(俺屍)』の最新作です。前作と比べて、プレイヤーによって初期に出現する迷宮が違っていたり、街への投資によって品揃えが変化したりと、よりいっそう十人十色な展開が用意されているのが特徴です。PS Vita TVにも対応しているので、大画面でじっくりとプレイできるのもポイントですよ!
今回は『俺屍』歴十数年のヘビーユーザーである私(長雨)が、ひと足早く『俺屍2』をプレイ! 一族の様子や本作ならではの新要素について、たっぷりとレポートしていきます。体験版から追加・変更された点についてもまとめたので、お見逃しなく!
■そもそも『俺屍2』の物語とは?
物語の舞台は、『俺屍』の約100年後。帝が神々から賜った祭具が何者かに盗まれ、都に天変地異が起こるようになってしまいます。
その解決を任されたのが、帝の信頼厚い陰陽士・阿部晴明(あべのせいめい)。あろうことか晴明は、祭具の警備を任されていた武家の主人公一族を神への生贄として皆殺しへと追い込んでしまいます!
さらに、すさまじいスピードで成長して2年ほどしか生きられない“短命”と人間との間に子孫を残せない“種絶(しゅぜつ)”という2つの呪いをかけたのです。殺したうえに呪いまでかけるなんて、なんとも用心深い……。
【『俺屍2 体験版(ゲームシステム編)』から追加・変更された点】
・ロード時間が全般的に短くなった印象。特にバトル突入時のロード時間は1秒以上短くなった
・最初から迷宮のミニマップに敵や宝箱が表示されるので、遊びやすくなった
・迷宮内にある“絶景”ポイントで、記念写真が撮影できる
・街の施設として“おまけ屋”が追加。詳細は不明だが、DLCと関係がある模様
・“コーちん”コマンドに“予定”が追加。いつ子どもが生まれるかなど、3カ月先までの予定を確認可能
・一族の個人情報や道具を見る際に、セレクトボタンで並び替えが可能に。年齢順や体力順など、多彩な項目でのソートが可能
・小丸薬→若葉の丸薬、排毒の妙薬→毒消しノ薬など、道具の名前が一部変更された
・迷宮の探索前に“鬼神”の項目が追加。ボスの属性などが閲覧できる
・家系図をより詳しく表示できるように変更。両親の名前を表示させることなどが可能に
・“スクリーンショット設定”について、体験版では“有り”、“なし”、“詳細”だったが、最新版では“有り”を選ぶと詳細設定に移行する形になり、より直感的に設定できるようになった
・交神できる神様の種類が大幅にアップ。体験版では30強くらいだったが、最新ロムでは最初から100種類以上が表示される(ただし、交神できるのは一部の神様のみ)
・“交神”コマンドに“お供え”が追加。花や酒、餅などの“供物(くもつ)”を定期的に神様に捧げていると、戦闘中に一定確率で神様の加護が発生する。“好きな神様に供物を供えると、お礼に助けてくれる”という神様とのやり取りが楽しめる
以下全文
すげー変更されてるな…ぎりぎりまでやってくれたんだな
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