ここから本文です 加藤茶、重病説は「パーキンソン症候群だった」と告白
06年に「大動脈解離」で緊急入院したことがある加藤。昨年NHKの番組に出演した際には、ろれつが回らない状態だったため、一部メディアは「重病ではないか」と報道していた。
加藤は、当時は手足がけいれんするなどひどい状態だったため、綾菜夫人が車で病院に連れて行き入院したと告白。診断結果は、薬の飲み合わせで胃薬の一つが合わず、副作用でパーキンソン病に似たけいれん症状を起こしてしまう「パーキンソン症候群」だったことを明かした。
献身的な綾菜夫人のサポートのおかげで、今は体調が安定している加藤は、当時について笑いながら「ボケじゃなくて、普通にボケてた」と答えていた。
パーキンソン症候群
パーキンソン症候群 | |
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分類及び外部参照情報 | |
DiseasesDB | 24212 |
MedlinePlus | 000759 |
プロジェクト:病気/Portal:医学と医療 |
パーキンソン症候群 (Parkinson's syndrome) とはパーキンソン病およびパーキンソン病症状を呈する疾患の総称である。パーキンソニズム (parkinsonism) ともよばれるが、パーキンソニズムは疾患群を意味するほかに下記の症状そのものをも意味する。
症状
- 安静時振戦(tremor)
安静時振戦は毎秒5~6サイクルの比較的遅い振戦である。両手を前方挙上して姿勢をとったり随意運動を行うと振戦は減弱または消失する。
- 固縮(rigidity)
固縮とは筋を受動的に進展した時に検者がうける抵抗である。固縮は頸部、体幹にも生じることがある。
- 動作緩慢(bradykinesia)
動作緩慢は随意運動の開始に時間がかかり、開始された動作もゆっくりしか行えない減少である。随意運動全てにわたって現れ、手足の日常動作、歩行が ゆっくりしか行えなくなる。座っている時も辺りを見渡したり、足を組んだりといった動作が少なくなりじっと座っているようになる。無動ともいう。動作緩 慢、無動に起因する症状は様々である。瞬きが少なくなり目の自然な動きも少なくなって、じっと1ヶ所見つめている症状はreptile stareといい外眼筋に現れた無動である。表情が少なくなり能面のような顔貌になる。これは仮面様顔貌というが顔面筋に現れた無動である。声が小さくな るのは構音筋の動作緩慢である。流涎(drooling)は咀嚼筋や嚥下筋に現れた無動である。字を書いているうちにだんだん小さくなるのは小書症 (micrographia)は書字にあらわれた動作緩慢である。身体診察で動作緩慢を評価するときは指タップと回内回外運動がわかりやすい。片側ずつで きるだけ大きく、速くするように命じるとわかりやすくなる。大きさが小さく、速度も遅ければ動作緩慢ありと評価する。
まじか…今は元気になってよかった