国産初のステルス実証機、外観を公開、来年1月に初飛行へ
朝日新聞デジタル 8月20日(水)18時44分配信 国産初のステルス戦闘機、外観を公開 来年1月初飛行へ
次世代戦闘機の独自開発をめざす防衛省が、実験モデルとしてつくった国産初のステルス機「先進技術実証機(ATD)」の外観を公開した。レーダーに映りにくいステルス形状や推力の方向を自在に操れる高機動性が特徴。
来年1月中旬に初飛行し、16年度までデータを収集する。
機体は全長約14メートル、全幅約9メートル。エンジンが小型のため、実際の戦闘機よりひと回り小さい。
ステルス性を高めるため機体に炭素繊維でできた電波吸収材を使ったり、噴流を自由に変えられる国産初のアフターバーナー付きエンジン2発を搭載したりして国産企業の最新技術を結集している。
同省の技術研究本部が1996年度から三菱重工業ととも基礎研究を始め、今年5月にエンジンや飛行制御システムを搭載した機体がほぼ完成。初飛行に向けた機能チェックを重ねている。総事業費は392億円。
同省は欧米に比べて遅れている戦闘機開発のレベルを高め、2027年ごろを目標に国産戦闘機を導入する選択肢がもてないかを探る。(谷田邦一)
2027年ごろか…
次世代戦闘機の独自開発をめざす防衛省が、実験モデルとしてつくった国産初のステルス機「先進技術実証機(ATD)」の外観を公開した。レーダーに映りにくいステルス形状や推力の方向を自在に操れる高機動性が特徴。
来年1月中旬に初飛行し、16年度までデータを収集する。
機体は全長約14メートル、全幅約9メートル。エンジンが小型のため、実際の戦闘機よりひと回り小さい。
ステルス性を高めるため機体に炭素繊維でできた電波吸収材を使ったり、噴流を自由に変えられる国産初のアフターバーナー付きエンジン2発を搭載したりして国産企業の最新技術を結集している。
同省の技術研究本部が1996年度から三菱重工業ととも基礎研究を始め、今年5月にエンジンや飛行制御システムを搭載した機体がほぼ完成。初飛行に向けた機能チェックを重ねている。総事業費は392億円。
同省は欧米に比べて遅れている戦闘機開発のレベルを高め、2027年ごろを目標に国産戦闘機を導入する選択肢がもてないかを探る。(谷田邦一)
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