<機動戦士ガンダムUC>シリーズ完結に池田秀一「感無量」 涙で言葉詰まらせる

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 人気アニメ「機動戦士ガンダム」のOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)シリーズ「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の最終章「episode7 虹の彼方に」のイベント上映が17日、東京都内で行われ、主人公バナージ・リンクス役の内山昴輝さんら主要キャスト・スタッフが舞台あいさつに立ち、シャア・アズナブル役で知られ今回、フル・フロンタルの声を演じた池田秀一さんが涙で言葉を詰まらせる一幕があった。
 第1作から約5年の歳月をかけてのシリーズ完結に、「機動戦士ガンダム」シリーズの池田さんは「やっとおわりました(笑い)」と冗談めかしながら、「昔、ファーストガンダムと呼ばれる作品がありました。その劇場版……舞台あいさつ……」と言葉を詰まらせ、「この新宿でやらせていただきました。あれから30有余年、またこの新宿であいさつさせていただいて、感無量です」と涙ぐみながらあいさつした。

 バナージ役の内山さんは「始まったのはまだ10代。エピソード7までに23歳になった。まさか人生でガンダムに乗ることになるとは。激動の5年間だった」としみじみ。オードリー・バーン(ミネバ・ラオ・ザビ)役の藤村歩さんも「皆さんのおかげでここまで走り続けることができた」、リディ・マーセナス役の浪川大輔さんも「この作品に携わることができて本当に幸せ者」と感慨深げに語った。

 また、ストーリーを手がけた福井晴敏さんは「小説から始まってまる8年かかったが、一点の妥協もなく作り切れたのは、皆さんにご愛顧いただいたから。感謝の二文字しかない」、古橋一浩監督も「初めてで不慣れな部分もあったが、5年間おつきあいいだき本当に感謝です」とあいさつ。この日は、ファーストガンダムでララァ・スン役を務めた潘恵子さんも花束を持って祝福に駆けつけ、「本当に待っていました。毎回毎回楽しみで、完結ということは次の楽しみがなくなる。福井さん、またお願いします」とさらなる展開をリクエストしていた。

 「機動戦士ガンダムUC」は劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」から3年後の世界を舞台にした福井さんによる人気小説をアニメ化。宇宙世紀0096年の工業コロニー「インダストリアル7」を舞台に、少年バナージ・リンクスの成長と純白のモビルスーツ「ユニコーンガンダム」の出会い、そして禁忌の箱「ラプラス」をめぐる宇宙規模の抗争を描いた。「『機動戦士ガンダムUC』episode7 虹の彼方に」は6月13日までの4週間、全国35館でイベント上映。先行有料配信も行われ、6月6日にはブルーレイディスクとDVDも発売される。


終わってしまいましたなぁ…エピローグとかやらないかなぁ?
考えるやる夫
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