ゲームセンターの復活に必要な起爆剤とは?

0_20140505164651d2e.jpg
消費税の増税を前に、多くのゲームセンターが閉店して話題になった。
その理由を専門家や関係者に聞き、業界が生き残る道を探る。

ゲームセンターを取り巻く環境は厳しいものの、明るいニュースも存在する。
その1つとしてゲームセンター関係者のS氏が挙げたゲームが、’13年の11月に稼働し始めたセガのパズルゲーム『ぷよぷよ!!クエスト アーケード』だ。本作は、ゲームセンター初となる、基本プレイ無料のゲームで、一部の課金要素によって利益を得る仕組み。『ぷよぷよ!!クエスト』は、もともとスマートフォンアプリとしてリリースされ、2月上旬に700万ダウンロードを突破するほど、高い人気を誇っている。

「『ぷよぷよ!!クエストアーケード』は、普段お店で見かけない人が、多くプレイしており、盛り上がってますね。
また限定カードが獲得できるキャンペーンが行われたときは、たくさんのお客さんが来店されましたね」(S氏)

 ゲームを開発したセガも手ごたえを感じており、同社の広報担当者は「今後、ゲームセンター市場を盛り上げていくためには、コア層だけでなく、スマホアプリなどで気軽にゲームを楽しんでいるカジュアル層のユーザーも、カバーしていく必要があります」と意気込みを語ってくれた。

(略)

◆メーカーの垣根を越えた協力が業界を盛り上げる

こうしたメーカーの取り組みがある中で、立命館大学先端総合学術研究科の川崎寧生氏は「ゲームセンターに新規の客層やリピーターを取り込むためには、新作ゲーム機の開発と併せて、ノウハウを生かした取り組みが復活のポイントになる」と言う。

「例えば、30年以上もの蓄積がある名作アーケードゲーム機の需要を再生したり、ゲームセンターにある多種多様な楽しみ方を積極的に発信するなど、これまでゲームセンター産業が残した資産の効果的運用を行うのも、必要不可欠です」

 産業資産を運用する取り組みは、セガとタイトー、バンダイナムコゲームスが、アーケード用音楽ゲームを通して行うコラボ“ゲーム ミュージック トライアングル”に期待できそう。これは、3社がメーカーの垣根を越えて協力する取り組みで、各社のサウンドチームが往年の人気ゲーム楽曲を新しくアレンジして各社の筐体で同時配信し、以降もさまざまな企画を展開するというもの。

ゲームセンターの復活に必要な起爆剤は、揃いつつある。増税にも打ち勝てるメーカーの勝算に期待したい。


ゲーセンでしか出来ない 音楽系とかカードゲーム系は人気あるみたいだけどねぇ
考えるやる夫
関連記事

コメント

非公開コメント

アクセスランキング
DLsite.com
スポンサードリンク
ランキング
アクセスランキング
ついったー
カレンダー
01 | 2025/02 | 03
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 -
最新トラックバック
RSSリンクの表示
QRコード
QR
メールアドレス
kuon☆mbf.nifty.com スパム防止のため☆を@に変えてください リンクリーです 相互リンク 相互RSS大募集です RSS URL  http://nekoyapurasu.blog.2nt.com/?xml&category=4
検索フォーム
リンク
DLsite.com
同人誌、同人ゲーム、同人ソフトのダウンロードショップ - DLsite.com
スポンサードリンク