恋愛シミュレーションゲーム『私がお世話してあげる!』
ボタンを押すとボカロ曲が流れたり、カードにオリジナルボイスが付いていたりと、最近の携帯電話向けアプリは驚くほど手が込んでます。この勢いで進化が続くと、いずれコンシューマゲームに匹敵するようなタイトルが無料で配信されてしまうのでは……と、いらぬ心配をしてみたり。さて、今回ライターMが紹介するのは、ほぼフルボイス仕様の美少女シミュレーションゲームです。
『私がお世話してあげる!』は、3月19日にGoogle Playで配信が始まったばかりの、Android端末向けオリジナル恋愛シミュレーションゲームです。まずは気になるストーリーをサクッとご紹介。
両親の仕事の都合で、姉の“いとは”と一緒に叔母の家に居候することになった主人公。2人は、叔母の母校でもある私立白悠凛学園(しりつはくゆうりんがくえん)に、試験免除で編入を果たす。ところが、学園は今年から共学になったばかりの元お嬢様学校で、2年生の男子は主人公1人だけ。男子1人ではなにかと不便だろうと、学園公認の“お世話係”が選出されることになり……。
お世話係なんて、どこまでお世話してくれるのでしょうとモヤモヤしていたら、主人公からもまさに同じ質問が! それに対する担任の答えが「あらま……うふふ」って一体……。直後、教頭先生から速攻で「常識の範囲内」と釘を刺されたのはご愛敬。思わず「それなんてエロゲ!?」と突っ込みたくなるほど、うらやま……けしからん、もっとやれ的なシチュエーションが楽しめます。
鳴海美桜音(なるみみおん)
セクシーなカリスマ生徒会副会長。思いついたら即実行の行動派お嬢様。学園中の人気者だけど、そのぶん敵も多い!?(CV:沢城みゆき)
杠かなめ(ゆずりはかなめ)
かわいらしくて優しいクラス委員。女の子らしい性格の優等生だけど、ちょっとドジな一面も。さらに、誰にも言えない趣味が……。(CV:竹達彩奈)
潤紅夏(うるうもみか)
頭脳明晰特待生。責任感が強くまじめな性格だけど、そのぶん融通が利かない面も。ちょっぴり素直じゃない彼女の、意外な弱点とは?(CV:悠木碧)
共通ルート(序章)終了後、プレイヤーはいずれか1人のヒロインを選択。以降はルートが確定(途中変更は不可)となり、メインストーリーへと進んでいきます。各章は複数話で構成され、1話読み進めるごとにシナリオチケット(毎日1枚配布)かラブ(課金チケット)を消費。他にも、期間限定シナリオが約2週間ごとに配信され、シナリオルーレットを回してイベントを入手することで、とっておきのストーリーが楽しめます。
ルーレットを回すには、行動力(時間で回復)かラブ(課金チケット)が必要になります。イベントにダブリこそないものの、当たりのマスは8つのうち1つだけとなかなか厳しめ。全イベントを当てて1人分をコンプするだけでも至難の技なのに、3人分ときた日には……。
気になるグラフィックですが、まあケータイアプリならこんなものかなと侮っていたものの、よく見ると“HDインストール”なるメッセージが……。これまたよくある読み込みが早くなるやつでしょと思いきや、解像度までがっつり変わりました(写真参照)。無闇にヨイショする義理も義務もないのですが、正直、基本無料アプリでここまでサービスするとは……。
しかも、ヒロインのバストが見事なまでの“乳袋”!(←意味がわからなくても、決してお父さん&お母さんに聞いてはいけません) キャラクターデザインを担当なさった、をん先生……激しくグッジョブです!
http://news.dengeki.com/elem/000/000/622/622885/
これはブヒれる