【速報】ノーベル賞:医学生理学賞に大村智氏ら3人


スウェーデンのカロリンスカ研究所は5日、今年のノーベル医学生理学賞を大村智・北里大特別栄誉教授(80)ら3人に授与すると発表した。大村氏の授賞理由は「寄生虫によって起こる感染症の治療法の発見」。

 日本からの受賞は、昨年の赤崎勇、天野浩、中村修二=米国籍=の3氏(いずれも物理学賞)に続き2年連続。米国籍の中村氏、南部陽一郎氏(2008年物理学賞)を含め23人となる。

 授賞式は12月10日にストックホルムで開かれ、賞金800万スウェーデンクローナ(約1億1500万円)が贈られる。


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大村智 - Wikipedia



大村 智(おおむら さとし、1935年7月12日 - )は、日本の天然物有機化学者。北里大学特別栄誉教授。薬学博士(東京大学、1968年)。理学博士(東京理科大学、1970年)。山梨県韮崎市生まれ



業績

45年余に亘り独創的な探索系を構築し微生物の生産する有用な天然有機化合物の探索研究を続け、これまでに類のない450種を超える新規化合物を発見した。一方、それらに関する基礎から応用にわたる幅広い分野の研究を推進した。遺伝子操作による初めての新規化合物の創製、マクロライドを中心とした一連の生物有機化学的研究と有用化合物の創製、工業的にも重要な抗寄生虫抗生物質イベルメクチン生産菌の遺伝子解析など、いずれも世界に先駆けた研究であり、新しい研究領域を切り開いてきた。 大村博士が発見した化合物のうち25種が医薬、動物薬、農薬、および生命現象を解明するための研究用試薬として世界中で使われており、人類の健康と福祉の向上に寄与している。加えて100を超える化合物が有機合成化学のターゲットとなり、医学、生物学、化学をはじめ生命科学の広い分野の発展に多大な貢献をしている。 その中の抗寄生虫薬イベルメクチンは、熱帯地方の風土病オンコセルカ症(河川盲目症)およびリンパ系フィラリア症に極めて優れた効果を示し、中南米およびアフリカにおいて毎年約2億人余りの人々に投与され、これら感染症の撲滅に貢献している。さらにイベルメクチンは世界中で年間3億人以上の人々が感染していたが、これまで治療薬のなかった疥癬症および沖縄地方や東南アジアの風土病である糞線虫症の治療薬としても威力を発揮している。 その他、生命現象の解明に多大な寄与をしているプロテインキナーゼの特異的阻害剤スタウロスポリン、プロテアソーム阻害剤ラクタシスチン、脂肪酸生合成阻害剤セルレニンなどを発見した。 また、同博士が発見した特異な構造と生物活性を有する化合物は創薬研究のリード化合物としても注目されており、新規抗がん剤などが創製されている。




おぉ!おめでとうございます! これでまた火病するところがあるんだろうなぁ
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