実写映画『進撃の巨人』大不評の40点「キ○ガイじみたシナリオで、必然性も面白味もない。バカ集団すぎてイライラする」→監督「誰だよこいつに試写状送った馬鹿は!」
超映画批評「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」40点(100点満点中)
大きな問題点として、実写版が原作漫画よりも漫画チックになっている。
唯一、ハンジだけはバカ度が突き抜けていて面白いが、それ以外の
キャラやストーリー、演出の痛々しさが激しくて見ていられない。「漫画を実写化したらラノベになった」ってどういうこと。
たとえば、ブリーフィングで「巨人たちは音に敏感だから喋るな。叫ぶなら舌を噛め」と忠告されるにも関わらず
エレンたちは進軍しながらペチャクチャと無駄話をし続ける。新兵とはいえ、お母さんの言いつけレベルも守れない調査兵団は赤ちゃん以下なのか。
さらに急展開で無敵の隊長が平均台遊びをしながらエレンに戦いを教える場面で、突然隊長が
「お前の彼女は俺のセ○レ」みたいな意味不明な自慢を突然言い出し、エレンはブチ切れ。
まわりは巨人の巣なのに、全力で叫びだす。この後、どんな展開が?と思ったら別の女にたしなめられて、すぐにエレンは冷静になり終わり。
さらに他の連中も酷い。人類の命運を掛けた作戦中に突然ヤりはじめて、その隙に巨人に襲われる。
何をどう考えたらそういうキ○ガイじみた筋書きになるのか、必然性も面白味もまったく感じられない。
このように空気の読めない演出とシナリオが積み重なるとだんだんイライラしてくる。
「頼むからこのバカ集団を早く食っちまってくれ」と巨人に肩入れしたくなる始末。
しかも作り手は彼らをバカとして描いているわけではない。エレンが部隊全員を危機に晒した行動に対し
それを注意した軍人少年をエレンがボコボコにしてしまう。あたかも軍人少年の方が悪役扱い。
本作にはフィクションの仲だけで生きる人が考えたようなセリフなど、セリフ回しや行動にリアリティが一切ない。
しかし作り手たちは「役者が日本人なのに外国名前なのはリアリティがない」などと言ってキャラ名を変更したりしている。
そもそも漫画の世界で、ありえない立体機動装置など出てくるから、そこは気にする必要などない。
作り手は映画のリアリティというものを誤解しているようで不安になる。
しかしこの映画は前編なので、後編の大どんでん返しに可能性が残っている。
例えば「巨人の正体はバカが極まってしまった人類を問うたしにきた正義の味方」など前編の不満点が
全て伏線だったという後編なら納得できる。巨人の迫力や立体機動の表現などは頑張っていた。
ようは改変せずに原作基準でやれという事だろうな
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