エアコン要らずの42連ファン!世界一涼しいパソコンが爆誕
こちらは大風連丸のウイングパネルです。右と左の2枚で、1枚あたり14cmファンが9個付いています。設計図を描き、長さを指定してアルミフレームを発 注し、それを組み立てて、ボール盤でファン用の穴を空け、結束ケーブルで1個ずつファンをくっつけていくとこうなります。自分の脳みその中にあったもの が、こうやって現実のものになる瞬間っていいですよね。DIYの醍醐味です。誰もいなくなった深夜の編集部でずっとニヤニヤしてました。疲れがぶっ飛ぶ瞬 間です。この調子で次々とフレームにファンを取り付けていきます。
天面は12cmファンが8個付けました。風向きは排気です。大風連丸のテーマは“夏向けの涼しいPC”なので、なるべく周りにいる人が涼めるように底面以外はすべて排気にして、360度風を感じるPCにします。
背面は14cmファンが1個、8cmファンが2個、14cmファンが2個という組み合わせ。特に意味はありませんが、電源ユニットにかぶらず、マザーボードのインターフェースを避けて設計したら自然とこの構成になりました。
前面は光学ドライブ、ファンコン×2を入れるスペースの下に12cmファンを4個付けました。昨今光学ドライブを使うこともだいぶ減り、ファンコンもお金 がかかるもの。ゆえに、思い切ってファンで全面埋めても良かったのですが、企画の発端が普通のPCに付けられるファンの最大数を調査する、だったのでオー ソドックスなパーツはなるべく省かないようにしました。早い話、“自分縛り”ですね。一人遊びの楽しさを上げるための重要なルール作りです。
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/359/359679/
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