映画『スター・ウォーズ』シリーズ初スピンオフ映画のストーリーが明らかに
『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ映画『ローグ・ワン(原題) / Rogue One』のストーリーが19日(現地時間)、
アメリカのカリフォルニア州アナハイムで行われた「スター・ウォーズ・セレブレーション・アナハイム」で明らかになったと同シリーズの公式サイトが発表した。
イベントでは、ギャレス・エドワーズ監督と、ルーカスフィルムの代表でプロデューサーのキャスリーン・ケネディが登壇。
同作が『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』とエピソード4にあたる『スター・ウォーズ』の間に位置づけられ、帝国軍から宇宙要塞デス・スターを奪うために集結した反乱軍の戦いが描かれることが明かされたという。
当日の模様を伝えたVarietyによると、主演女優のフェリシティ・ジョーンズは、反乱軍の一兵士を演じるとのこと。撮影はイギリスなどで今年の夏に始まるようだ。
さらにこの日は、同作の特報も公開。木が生い茂った美しい惑星の空をTIEファイターが舞い、次第に閉軌道にあるデス・スターの全景が映さ れ、「数万年の間、ジェダイの騎士は旧共和国の平和と秩序を守ってきた。暗黒の時代、帝国期以前の話だ」という、エピソード4におけるオビ=ワン・ケノー ビ(アレック・ギネス)のセリフが、ボイスオーバーとして使われているという。
そのほかエドワーズ監督は、雨の中、ぬかるんだ道を進む軍隊の姿が描かれたコンセプトアートも公開し、本作がシリーズ史上最大の戦争映画になることを示唆。
絶対的な強さを備えた超人的な軍人を描くことに興味はなく、人間のリアルな「恐怖、ユーモア、思いやり」などを強調したいと明かしたという。
『STAR WARS エピソードI/ファントム・メナス 3D』などで視覚効果を監修したジョン・ノールのアイデアを基に製作される『ローグ・ワン(原題)』。
全米公開は2016年12月16日予定。(編集部・石神恵美子)
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