【訃報】漫画家・藤原ここあ先生が逝去 『妖狐×僕SS』など
漫画家の藤原ここあ先生は、平成27年3月31日にご逝去されました。
生前ご愛顧を賜った読者のみなさまに、謹んでお知らせ申し上げます。
編集部一同、先生の画業に敬意と感謝を表するとともに、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
株式会社スクウェア・エニックス ガンガンJOKER編集部
なお、ご葬儀は御親族、近親者のみで執り行われましたことを、合わせてご報告します。
藤原ここあ先生が小誌ガンガンJOKERにて連載中の「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」は、2015年3月20日に発売いたしました4月号掲載分にて、最終回とさせて頂きます。単行本に未掲載分の刊行等、今後に関しては、決まり次第改めてガンガンJOKER本誌、並びに公式HPにて告知いたします。
藤原 ここあ(ふじわら ここあ、1983年4月28日 - )は、日本の漫画家・イラストレーター。女性。福岡県北九州市出身[1]。血液型はB型。
来歴
1998年、エニックス(現:スクウェア・エニックス)主催の第7回21世紀マンガ大賞に投稿した「Beauty and the Beast」で14歳の時に佳作を受賞(受賞時のペンネームは「藤原みるく」)、翌年の『月刊ガンガンWING』3月号に掲載された『CALLING -コーリング-』で中学三年生の時にデビュー。その後、アンソロジーコミックでの作品発表を経て同誌で読み切り『わたしの狼さん。』『わたしの狼さん。THE OTHER SIDE OF LYCANTHROPE』掲載、両読み切りの続編『dear』を2002年8月号から2008年1月号まで連載した。同社発行の『月刊ガンガンJOKER』で2009年5月号(創刊号)から2014年3月号まで『妖狐×僕SS』を連載した。同作品は著者初のアニメ化作品。現在は『月刊ガンガンJOKER』同誌で2013年10月号から[2]『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』を連載している。
『dear』、『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』のドラマCDは、ともに自ら脚本(シナリオ)を手掛けている。 『妖狐×僕SS』のキャラクターソングのなかには作詞をした曲もある。
現在も地元・福岡で活動を続けている[3]。
漫画
わたしの狼さん。
妖狐×僕SS(全11巻)
かつて魔法少女と悪は敵対していた。(既刊2巻)
まだ31歳…ご冥福をお祈りします。
- 関連記事